あれは昔、会社の送別会でカラオケに行った時の事でした。
年代は30代から50代と幅広く、各々が好きな曲を入れ無礼講でカラオケを楽しんでいました。
最初は定番曲を入れていましたが時間がたつうちにお酒も入り、うけを狙った選曲が多くなり始めました。
童謡や子供向けの曲を熱唱したり、そんな雰囲気で次の選曲時に当事よく話題になっていた野球の巨人の応援歌を入れてみました。
特に巨人ファンではなかったのですが軽い気持ちで歌ったところこれが大失敗でした。
歌っているときに部長の顔が凍りついていることに気づきました。
その場は何ともなかったのですが後日同席した先輩に聞くと、実は部長は阪神ファンであることが発覚。
今更変に弁解もできず部長とは少し気まずい雰囲気となってしまいました。